こんにちは。会長の沼倉裕です。
釣りでは多くの魚が対象となります。
ここでは、M.F.T.が主に狙っている魚を解説していきます。
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・GT(ジーティー)
和名はロウニンアジと呼ばれる、アジ科の最大種。
まさに海のモンスター。体の半分くらい顔。
世界記録は70kgという海外や日本の温暖な海で
非常に人気なターゲット。
カジキマグロなどの超大型魚をのぞけば
最高級のファイトが期待できる魚である。
主にルアーで狙います。
・シーバス
最も釣れる時期は4月〜10月。
ルアーやサビキで釣る事が多い。
特に4、5月はバチ抜けのシーズンなので釣果に期待できる。
※バチ抜け=バチ(ゴカイ)の産卵時期にバチが水面を漂い産卵を行う現象。
体長は大きなもので1mを超え、エラ洗いやジャンプなど
ファイトしがいのある魚の一種。
釣りでのポイントとしては、口の大きさのわりに
喰いが甘く、ヒットしてもフッキングせずにバラしてしまうことが多い。
また、ジャンプやエラ洗いに警戒し常にロッドを
低く構える準備ができていないと一瞬でルアーを外されてしまう。
また、沖、河口、川の中流など生息ポイントは
様々なので非常に人気の対象魚です。
・シイラ
最大で体長2m、体重30kgにも及ぶ海の肉食獣。
期待できる時期は6〜10月。
9月以降に大型のシイラが良く釣れるようになる。
水面を泳ぐ小魚を捕食する事が多く
ルアーフィッシングではトップウォーターでの
攻めをどう攻略していくかがポイントとなります。
海に浮かぶ漂流物の下に着く性質があり
時には100尾を超えるシイラの大群を見る事もあります。
ヒットすると横に走り出し、ジャンプやテイルウォークなど
彼らのファイトは見事なものです。
ちなみに頭が角張ったものがオス。丸いカーブの頭がメスです。
・真鯛
刺身や鯛飯として人気の真鯛。
一般的に我々の前に食材として見られるのは
30cm前後の真鯛が多いですが、釣りでは
主に1m以上ある鯛を狙っていきます。
期待時期は4月〜10月くらいまで。
主に餌釣りで狙う場合が多く、コールデールやエビなどが
使われる場合が多いです。
一旦ヒットすると石が針にかかったような
ずっしりとした重さは鯛特有の引きです。
鯛は一口で餌を丸呑みするような食べ方をしないので
慎重なアワセが必要です。急ぎすぎると餌だけを持っていかれます。
真鯛のアワセのポイントは
コツコツやグングンと引くような状況ではまだ早いです。
餌を確実にくわえ、グーンという強い引きが来たら
初めてガツンと一発アワセを入れます。少々慣れが必要かもしれません。
・青物
一般的に、ブリ・ハマチ・イナダ・カンパチ
ヒラマサなどが青物と呼ばれ釣りのターゲットとされる大型魚です。
青物は特有のグイグイと力任せに引っ張る
特有の引きが人気の理由です。
時期は夏〜冬にかけて釣れやすく
餌、ルアーはもちろん、ジグなどでも積極的に狙います。
沼倉も1mのブリがたった1号のナイロンラインにヒットした際は
ラインが切れないかヒヤヒヤしました。
それくらい引きが面白い魚達です。
ちなみに、青物の中でも強烈な引きで有名な
ヒラマサとブリはほとんど見分けがつきません。
口元の形で見分けるのが◎。
角張っているのがブリ。丸くなっているのがヒラマサ。